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| 好ましい生活習慣を身につけさせるためのしつけに「早すぎ」はありません。何事もあせ |
| らず、繰り返し教えることで習慣となっていきます。 |
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しつけ本来の目的は、ただ単に「オスワリ」や「フセ」ができるようになることではな |
| く、「みんなと仲良くできること」「人に迷惑をかけない」など、犬が人間社会で快適に暮 |
| らしていくためのルールを教えることです。良いことをした時には誉め、悪いことをした時 |
| にタイミング良く叱る(無視する)ことが基本です。 |
| しかし、しつけのルールはあくまでも人間が決めたこと。人にとっては迷惑に思える行動 |
| も、犬にとっては理由があってやっていることです。犬がどんな気持ちで、なぜそういう行 |
| 動をするのかを飼い主が理解することも大切です。 |
| 犬に対する愛情を、甘やかすことでしか表現できないというのでは家族にとっても犬にと |
| っても不幸です。「溺愛」は神経質で自立性に欠ける軟弱な犬を育てる結果になります。犬 |
| は家族全員を「群れ」としてとらえ、その順位をよく理解するものです。 |
| 通常は自分を家族内の再開に置くことで満足するものですが、幼犬時のしつけを誤ってし |
| まうと、時には家族内の特定の人よりも優位に立とうとすることがあります。これは、いか |
| なる場合でも人間が優位であることを教えなかった結果によるもので、特定の人が甘やかし |
| て育てた犬に見られます。 |
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| 愛犬が「オスワリ」や「マテ」を覚えたら、もうそれでしつけは完了したと思う人もいる |
| ようです。 |
| しかし、本当に大切なのは、きちんと覚えた「オスワリ」「マテ」を日常生活の中でどの |
| ように活用するかということ。「オスワリ」「フセ」などは動きを止めて待つ行動なので、 |
| 飼い主への服従心や自制心を養うのに役立ちます。 |
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| 頭の上でオモチャや食べ物など犬が好きなものを見せ、やや後ろに動かします。見上げる |
| ような姿勢になるため、自然と床に腰を下ろします。「オスワリ」と言いながら誘導し、床 |
| にお尻がついた瞬間に、たっぷり誉めてご褒美を与えます。 |
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| オスワリをさせて、犬の鼻先におやつなどをかざし、それを犬の前方の床まで移動させま |
| す。犬がつられて体を低くすれば、自然に「フセ」の姿勢になります。胸を床につけたら、 |
| 誉めてご褒美を与えます。次に「フセ」と言いながら、同じ動作を繰り返します。 |
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| 犬と並んで立ち、オスワリをさせて犬の気持ちを飼い主に引きつけます。次に手のひらを |
| 犬の顔の前に向けて、「マテ」と言いながら犬の正面に立ちます。このとき、犬が動こうと |
| したら、もう一度「マテ」と言いながら手のひらを犬に向け、動きを制します。犬が動かな |
| ければ、少しずつ後ずさりをして犬から離れます。じっとしていられたら、誉めてご褒美を |
| 与えます。 |
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| まずは名前を呼び、愛犬が飼い主に注目したら、腰を落として優しく「オイデ」と声を掛 |
| けます。はじめのうちはご褒美などで誘導し、愛犬が駆け寄ってきたら、たっぷりと誉めま |
| す。室内で完全にマスターしたら、屋外でリードをつけて練習します。 |
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| トイレのしつけは、室内で愛犬と快適に暮らしていくためにとても大切なこと。子犬のう |
| ちにしっかり教えておかないと、いつまでたっても「部屋がトイレ」という悲惨な状況にな |
| りかねません。子犬を家庭に迎え入れたその日から直ちに開始する必要があります。 |
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| 子犬は排尿、排便をもよおした時は部屋の中を床に鼻を付けるようにして臭いをかぎ回り |
| ます。食事の後や寝起きの時にはよく観察してください。 |
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| あらかじめセットして置いたトイレに連れて行き、排尿、排便をするまで待ちます。トイ |
| レは子犬の生活場所から近い方が早く覚えます。 |
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| 特定の場所で用を足した時はその場所に臭いが残らないように掃除をしておきます。繰り |
| 返し同じ場所でそそうをする場合には、その場所にトイレを移動してみてください。 |
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| 来客に吠えついたり、じゃれたり、時には膝の上に乗って甘えたりする犬がいます。 |
| お客様の中には犬が苦手な方もいらっしゃいますから、ペットと人間のケジメある暮らし |
| のために必要なしつけです。 |
| 普段から「ハウス」に入る習慣がしっかり身についていれば、一緒に旅行に行くときや外 |
| 出先でも、犬も抵抗なく入ってくれます。 |
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| 屋外犬は犬舎に、室内犬の場合は部屋の隅にハウスになる物を置きます。子犬をハウスの |
| 前に連れて行き「ハウス」と言って中に入れます。 |
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| もちろんハウスは子犬の寝床であって、暖かく静かで安心できる場所でなくてはありませ |
| ん。 |
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| 犬が自分の意思でハウスに入ろうとする時にも「ハウス」と声をかけるようにすると、早 |
| く覚えます。 |
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| 食事のしつけは排泄と同様、日常的に必要なものです。 |
| 人の食べるものをねだったり、拾い食いをする癖をつけないための行儀作法と、犬が自分 |
| の欲望をコントロールして飼い主の命令に従うという重要な服従訓練を兼ねています。 |
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| 座らせた犬と向き合い、食べ物を入れた食器を犬の前に置き「マテ」の声をかけます。 |
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| すぐに食べようとしたら手で制し、食器を取り上げ、再び「マテ」を命じます。待たせた |
| まま一定時間おき「ヨシ」と声をかけて食べさせます。犬の食事に対する本能はかなり強い |
| ものですから、最初はあまり長い時間待たせないようにします。 |
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