フィラリアの予防
感染経路は・・・
 
 フィラリアは、体長20〜30cmのソーメン状の虫です。感染している犬や他の動物の血
を蚊が吸った際に、血液中のフィラリアの幼虫(ミクロフィラリア)が一緒に吸い込まれま
す。このミクロフィラリアが蚊の体内で成長し、他の犬などの血を吸う時に体内へ侵入し、
蚊を介して感染が広がっていきます。体内に侵入したミクロフィラリアは約6ヶ月かけて脱
皮を繰り返し成長、最終的に心臓に到達します。
 蚊がいる場所では、どこでもフィラリア症にかかる危険性がありますが、予防が可能な病
気なので、正しい知識をもって感染予防に努めることが大切です。
 
予防するには・・・
 
 フィラリアは予防薬で感染を防ぐことができます。予防時期は地域によって異なります
が、毎年、蚊の活動開始1ヶ月前から活動終了1ヶ月後まで、予防薬を投与することで、感
染を防ぐことができます。予防薬は毎月1回口から飲ませる薬が一般的ですが、皮膚に直接
つけるスポットタイプや、1回の接種で6ヶ月間予防できる注射もあります。
 ただし、感染してから予防薬を始めるとショックを起こすことがあるので、生後6ヶ月以
上の犬に初めて予防薬を与えるときには、すでにフィラリアに感染していないか、検査が必
要になる場合もあります。
 蚊はいつどこから侵入してくるかわかりません。散歩中に刺されることもあるので、室内
飼育やマンションの高層階に住んでいても、フィラリアを予防することをおすすめします。
予防方法や時期については、獣医師に相談すると良いでしょう。
 
犬の年齢
犬の年齢
 
 犬は人間に比べ、格別に早く成長します。犬種や体型、健康状態によっても差があるの
で、一概に言うことはできませんが、生後1年〜1年半を過ぎたら、もう立派な成犬です。
 いつまでも子供のような存在であっても、犬は人間の年齢を追い越していきます。人間の
年齢に換算すると、生後1年半で20歳、2年で23歳、3年で28歳くらいとなり、その
後は犬の1年は人間の4年分くらい、大型犬では2年で人間の20歳となり、以後、犬の1
年は人間の7年分に換算できます。
 つまり、中・小型犬は成犬になるまでの成長は早く、老化はゆるやかにすすみます。大型
犬では成犬になるまでの成長はゆっくりですが老化は早く、5〜6歳から始まります。
 犬の一生は概ね12〜16年と言われていますが、大型犬は短命で10歳前後、小型犬で
は15年前後が一般的です。中には大型犬でも15年、小型犬で20年以上生きる犬もいま
す。
 
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