ドライブ編
 
 愛犬と移動するにはとても便利な車。しかし、いきなり車に乗せようとしても、興奮したり、酔ってしまったりと大変です。そこで、普段から車に乗せる練習をして、車に慣らしておくことをおすすめします。 愛犬をお出かけ好きにするには、子犬の頃から慣らしておくことが大切です。子犬の頃からの経験があれば、抵抗もなく、乗り物に酔うことも少ないようです。 また、移動の際に必要となる、キャリーバッグやゲージの中でおとなしくできるようなしつけもしておきましょう。 
 ★車に慣らす
 
 まずは、「車は安心な場所」と理解させることが大切です。飼い主が先に車に乗り、
おもちゃやおやつなど愛犬が好きな物を使って、自分から車に乗り込むように導きます。
小型犬なら、抱きかかえて後部座席に一緒に座らせるのもよいでしょう。嫌がるのを無理
に押し込むのは慎みましょう。
 
 車内で落ち着いて居られたら、褒めてご褒美をあげます。車内に居る時間を5分、10分
と徐々に伸ばしていき、車内の雰囲気に慣らします。
 
 いきなりの長距離移動は犬にとって負担が大きすぎます。車に乗り慣れていない犬ほど
車酔いしやすいので、5分程度のドライブから、30分、1時間と徐々に距離を伸ばしてい
きます。公園などに連れて行き、一緒に遊んであげると、「車で出かけるといいことがあ
る」と学習します。
 
 どうしても車酔いしてしまう犬もいます。しかし、酔うということがわかっていれば、
事前に対策がた立てられます。車内での愛犬の行動パターンを把握するためにも、必ず事前に
予行練習をしておきましょう。
 
 ★車酔い対策
 
 酔いやすい犬の場合は、車に乗る3〜6時間くらい前には食事を済ませておきます。
事前に飲ませる動物用の酔い止め薬もあるので、獣医さんに相談してみましょう。また、
車内の温度が低いほうが酔いにくくなります。エアコンの冷風よりも、窓を少しだけ開けて
自然の風を入れ、車内の換気をするほうが良いでしょう。また、車内での喫煙は控えまし
ょう。
 
 ★走行中の注意点
 
 走行中、犬はゲージに入れて後部座席など安定する場所に置いた方が安全です。振動
や揺れも軽減でき、犬への負担も軽くなります。普段からゲージに慣らしておくと良いでし
ょう。ゲージの中にお気に入りのおもちゃや使い慣れた敷物を入れておくと安心します。
 
 ゲージを嫌がる場合は、愛犬の居心地のよい場所を作ってあげます。一般的に後部座席の
方が安全です。運転席への乱入はとても危険です。窓からの飛び出しにも十分注意し、ドア
のロックも忘れずにかけます。また、犬にエアコンの風が直接当たらないように気をつけま
す。犬用のシートベルトや飛び出し防止のセーフティーバリアなど、さまざまなドライブグ
ッズも市販されています。
 
 ★長距離ドライブの注意点
 
 移動が長距離になる場合は、1〜2時間おきに休憩をとり、サービスエリアを少し歩かせ
たり、水を飲ませたりして気分転換をはかりましょう。また、迷子にならないよう、必ず車
内でリードをつけてから外に出るようにしてください。
 
 排泄させるときは、ペットシーツや新聞紙を用意しておき、そこでできるように日頃から
しつけておきましょう。また、真夏に車内へ残すのは、熱中症を起こす危険があるので絶対
にやめて下さい。
 
電車・バス編
 
 犬を電車やバスに乗せる時、特に予約は必要ありませんが各社の乗車規定があります(身体
障害者補助犬を除く)。鉄道会社やバス会社によって利用規定が異なるので、事前に問い合わ
せてください。
 
 ★JRの場合
 
* 必ずキャリーバッグなどのケースに入れること。
* 容器の大きさは一辺の長さが70cm以内、縦・横・高さの合計が90cm程度。
* 容器が動物と合わせ10s以内。
 
 この条件に当てはまるのは、主として小型犬です。キャリーバッグに入った犬は「手回り
品」扱いになるので、改札口で普通手回り品きっぷ(料金270円)を購入し、キャリーバッ
グにつけます。特急に乗っても、犬の特急料金はかかりません。
 鉄道会社によって利用規定が異なるので、事前に問い合わせてください。
 
 ★乗車中のマナー
 
 車内は不特定多数の人が利用するので、周りの乗客に迷惑をかけないことが大前提です。
座席ではむやみに犬をバッグから出さないようにしましょう。キャリーバッグは座席の下に
置き、タオルなどをかけて周りを見えないようにすると、犬も落ち着くようです。新幹線の
車内などで激しく吠える場合は、デッキに移動するなどの配慮も必要です。
 
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